フリーランス

 どうやら府中の現場は回避できたみたい
 今、新宿の現場のオファーを受けてます
 後日、面接して採用されるかで決まるのですけど
 新宿の現場に行きたいなぁ


 今のご時世に何でフリーなの?
 って思う人も居るかもしれません
 俺もそう思いますw
 少し前はフリーはこれから先、厳しいのでは?
 と思っていました
 正直言うと今でも思っています
 おそらくこれからの日本の企業は国内の案件で上流工程を操る立場になり
 実際の作業は諸外国の安い労働力が頼りになるんだろうなぁ、と
 でもどうもそれはまだまだ先のようですね
 労働力の一番の代表格だった中国ですが、技術的にはムラがあって全体でみるとまだまだって感じらしいですし
 (もちろん良いところはありますよ。でもそういうところはまだまだ少数のようです)
 何よりも最近の中国の労働力が高騰してきているらしいです
 それでも日本より断然安いんですが
 ※【参考】わが国IT開発拠点の中国移転に関する調査


 ちょっと前の自分は中国市場に仕事を投げる立場になる日本の企業の中で役に立つのは人を扱うスキルだ
 と思っていたのですが(今でもそう思っていますよ)最近になってちょっと考え方を変えてきました
 上流工程に立つことが目的働いてきたわけですが、
 別に上流工程じゃなくても良いかな?と
 今までは「仕事をがんばって出世して金をたくさんもらえるようになる。そのためには上流工程の勉強する」
 って感じだったのですが最近は
 「一度しかない人生なのだから少し気を抜いても良いじゃん。
  楽しい仕事ができることが一番だよ。楽しく仕事ができるように好きなことを中心に勉強しよう」
 って感じになりました。
 極端なことを言うと別にこの業界で働かなくても……とw

 以前はいつか役に立つかもしれないから、って言う理由で今使わない言語も勉強していました
 今は勉強したい言語だから勉強しているので、それを生かせるような仕事につきたい、って思えるようになりましたね
 だって使いもしない知識を溜め込むのって無駄じゃん(´・ω・`)
 そう考えると今、ガツガツと上流工程に勤しまなくてもいいかなぁって思っています
 マイクロソフトエバンジェリスト・アーキテクトもこんなこと言っていますし


「私が考えるに、アーキテクトというのは、設計を検証したり、
 性能が出ないときにどうしたらいいかを対処できる、自然発生的なリーダーだと思います。
 1日でなれるものではない。
 ハンマーの使い方もよく知らない建築学校の生徒がうまく家を建てられないのと同じように、
 ソフトウェアの世界でも、徒弟制度のような伝統的な枠組みの中で、
 数多くのシステムを構築してきた先輩から多くを学んだ人物がアーキテクトになっていくのだと思いますよ。」



 またIBMのアーキテクトが昔、NEXT ENGINEERという、もう廃刊になってしまった雑誌で話していたんですが
 「本当に上流工程に立つ人間は、それこそ末端の技術にまで精通していないと正しいソリューションを顧客に提案できないと思います。
  極端のことを言えばアセンブラまでわかるくらいに」
 と言うような感じだと思った。記憶があいまいなので本当の文はどうだったか自信はないけど。


 つまりもっと技術的なことを学んでからでもいいんじゃないかなぁ、って思ったんですよ
 だったら自分のやりたい技術を学びたい(=JAVAをやりたい)。
 でも今の会社だとJAVAを勉強しても使う機会はなさそうだし(WebのシステムはCold Fusionらしいので)
 ってことで会社を辞めることにしました
 次にお世話になる(仕事を回してもらう)会社からはJAVAをやっていればしばらくは食いっぱぐれることはないだろう、と言われたし
 ちなみに食いっぱぐれない理由は、世の中にJAVAプログラマは結構居るけど、ちゃんとしたJAVAエンジニアはまだまだ少ないかららしい
 つまりJAVAエンジニアとして認められれば俺の単価も上がるわけです
 これはJAVAを勉強する=金になるってことです
 俄然やる気が出る!
 って単純に考えたんですw


 今のご時世にフリー?って言う人
 でもね、こういう記事もあるんですよ〜
【参考】できる学生狙い撃ち、新入社員にも「年俸制」
    そしてサラリーマンがいなくなる?


 このようにフリーランスと何ら変わらないような形態になりつつあるんです。
 なぜか?IBMのトップは、
 「ハイリスク・ハイリターンという環境に身を置いて、いつでも自分を練磨して高めていってほしい」
 と語っています。
 つーか、自分を練磨してなんて、そんなのあたりまえじゃん、って思う方も居ると思いますが
 世の中にはそれができない人も居るんですよ(今の会社にも居るし)


 まあ、フリーになろうと思ったのは、今の会社に入ってつくづく自分は甘いなぁ、って思ったから
 一度、シビアな環境に身を置くのも必要かも、と思ったからなのです
 そう、まるで自分を鍛えなおすために軍隊に入ったマスター・キートンのように


 ……でもキートンも結局鍛えなおせなかったんだよねぇw